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三島現代地口川柳

書道

地口(じぐち)とは?

地口(じぐち)とは、江戸時代の言葉遊びです。

よく知られた言葉やことわざを、発音の似通った語句に置き換え

違った意味に読み替えるなどして楽しみます。

①  地口の基本は、音が似ていれば良いと言う他愛のない言葉遊び。

ですから元句が書かれていなくても、元句が想像できることが大切です。

②  地口の表現が、機知に富み広く理解されるものなら最高です。

③  元句は、ことわざや童謡、和歌や芝居のセリフ、有名人の名前・その他何でもOK。

みんなが知っている文句を、ちょっぴり変えて楽しみましょう。


三島宿地口行灯作品から ( 地口 ⇔ 元句) 

          

【地】九十の婆さんかい 【元】宮中晩餐会

【地】最期は酒盛り 【元】西郷隆盛

【地】公約は耳に甘し 【元】 良薬は口に苦し

【地】9億あれば楽になり 【元】苦あれば楽あり

【地】ネズミランド 【元】ディズニーランド

【地】もめんにきぬごし 【元】 暖簾に腕押し

【地】おっぱいは成長のもと 【元】失敗は成功のもと

三島宿地口行灯(じぐちあんどん)とは

地口を現代に蘇らせ、三島の街を華やかに彩る

地口、そして川柳や俳句も行灯に

昼はにぎやか、夜は日が灯る行灯で幻想的に

地口を行灯に書き込み、街頭などに飾る風習を「地口行灯」と呼び、江戸中期頃から流行しました。その地口を今に蘇らせ、現代的に創作した作品を書き込んだ行灯のイベントが「三島宿地口行灯」です。
静岡県の三島市で毎年2月の初午ごろに開催されます。
全国から寄せられた中から選ばれた入選句と、その句に合う絵を和紙に書き添えた行灯がずらりと三島の街頭に並びます。
地口だけでなく、川柳や俳句も揃い、個性あふれる作品が楽しめます。
夜は行灯に灯がともり、とても幻想的。とても素敵な催しです。

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三島現代地口川柳の会

会長 井口なるあき

2001年、東海道宿駅制度4百周年を記念した「東海道宿場まつり」に、「三島宿地口行灯と新春開運初午ツアー」としてエントリーするべく立ち上げた会です。
以来現在まで継続して活動しています。
水品団石も参加しています。

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2009年 第9回三島地口行灯祭作品集

2009.2.7~2.11

団石の知り合い・友達の作品です。

入選されたみなさん、おめでとうございます。
写真が下手でスミマセン。

2005年 三島地口行灯祭作品集

2005.2.5

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